東北の冬を越すために買ってよかったアイテムベスト3（南東北）
会社の都合で１年間ほど福島県にいました．南東北なので冬の厳しさはそこまでではないと思いますが，近畿で育った私にとっては十分寒い冬でした．白鳥の群れが田んぼで羽を休めているのを見たのが11月．それから長い冬が始まり，路面が凍るのは日常茶飯事．しかし冬は終わり，待ち遠しい春がやって来ました．梅の花，鳥のさえずり，田んぼの雑草…．暖かい季節の訪れがそこかしこにあふれて輝かしく映ります．私はいま東北の春の喜びをかみしめながら過ごしています．（花粉症はつらいです）
本題の「買ってよかったアイテム」は
① 手袋・イヤーマフ
外出時は防寒対策必須です．タッチパネル対応の手袋だとつけたままでスマホを触れるのでちょっとした時に便利と感じました．
私は車を持っていなかったので買い物等は自転車だったのですが，顔面の寒さは重ね着や手袋では対応不可でした．特に自転車に乗っていると風が耳を襲って感覚が無くなります（涙）．そういう経緯でイヤーマフを買ったのですが効果はかなりのもので，自転車での外出が怖くなくなりました．
ただ凍った道路では自転車自体が走行困難でしたが…．一度気づかずに氷の上を走ってしまい，AKIRAのバイクのごとくスリップして結局止まれずにこけました．危険なので冬の自転車は非推奨です．（仙台市のような都会でない限り自転車ユーザー自体が非常に少ない印象はあります．）
② ヒーター
エアコンの暖房だけでは寒くて買ってしまいました．私が買ったヒーターはカーボンヒーターと遠赤外線ヒーターが両方ついたもので，スイッチを入れた瞬間に暖かくなるので外から帰ってきてヒーターの前に座るとすぐに暖をとれるのが非常によかったです．電気代は必要経費と思うことにしましたよ…．
③ ウィンタースポーツグッズ
冬場はしっかり対策しないとアウトドアは厳しいですが，スキーやスノボは東北ではとても盛んですね．職場でもとても人気で，今年の冬は私のチームの人たち全員行ってました．スキー場が近くて朝一から夕方までふかふかの雪を日帰りで（！）満喫できるのは東北ならでは．冬が寒い分ウィンタースポーツは東北の人にとって大きな楽しみだなと実感しました．
コロナの衛生対策のためにグローブとゴーグルが貸出し不可になっている場所が多く，購入必須でした（私の言ったスキー場はスキーウェア・スノボウェアのレンタルは引き続き可能でした）．現地でも売っていますが，事前にスポーツショップ等で購入する方がサイズも選べますし値段的にもベターだと思います．私はデポでスノーゴーグル （OakleyのLine Miner）とグローブを買って臨みました！
私が買ったゴーグルはメガネの上から着用できるタイプのもので，視界が広くメガネも曇らないので普通に滑る分にはとても便利でした！（ただ標高の高い場所等ではおそらく隙間から入った水分が原因でゴーグルもメガネも凍結してしまったことがありました…．より密着した状態でゴーグルをつけられるように，コンタクトレンズが個人的にはおすすめです．）
コロナ禍，気軽に人の集まる場所に行きづらくなりました．スキーやスノボはロープウェイなどで閉所に複数人が集まる瞬間があるので注意ですが，滑っているときは密集を避けられて（気休めかもしれませんが）少し安心でした．
また東北に住む機会があれば，ウェアやボードも買ってしまいたいと思っています．レンタル代が5千円～（ウェア含めると9千円程度）なので，ウェアは特に元を取るのが簡単だと思います．またボード板やスキー板も自前の方が自分に合ったサイズや色を選べて良いなと．
今回の記事は以上になります．
どなたか初めて東北の冬を越す方のご参考になれば幸いです．
